クラピア®

緑化植物(グランドカバープランツ)
基本データ
学 名:Lippia nodiflora L.
原 産 地:栃木県小山市上初田愛宕前636 株式会社グリーンプロデュース
種苗登録 :品種登録番号(第151871号、第16143号、第21386号、第 26198号)
育成者権者:株式会社グリーンプロデュース
- クラピア®は株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。
特長
- 本植物は、クマツヅラ科に属する多年草植物イワダレソウの在来種を元にした改良品種です。似た名前のヒメイワダレソウは外来種(原産地 ペルー)です。
- 被覆スピードは芝の十数倍です。 被覆密度が高く、雑草の侵入を抑えます。
- 花をつけますが、種子は作りません。そのため、植栽した場所でしか繁茂しません。
- pH4.5~9.0で生育します。耐塩性もあり、EC20程度でも生育します。
- 匍匐性があり丈が低いので、刈込み頻度を少なくできます。
- 雑草の繁茂を抑制するため除草作業が低減できます。
- 耐踏圧性があり、適度に踏まれることにより根の張りが活発になります。
- 開花期(5~8月)が長く、ピンクまたは白い花を楽しむことができます。
- ランナーの節目から発根し、土中深く根を張ります。地表を密に被覆して表土を多い、土壌流出を防止します。
商品規格
種類 | 規格 | 寸法 | 梱包(1箱当たり) |
---|---|---|---|
K7(白花) K5(薄ピンク花) K3(ピンク花) |
ミニ苗 | 28×58cm 72株入り | 144株 |
ポット苗 | 直径9cmビニールポット | 40ポット |
※「K3」は生産の都合上、家庭向けなどの小規模面積での販売に限ります。(公共工事や大規模植栽向けには販売致しません。)
ミニ苗規格については、受注生産とさせていただきます。
※S2(ピンク花)は終売致しました。
☆K3品種についてはこちら
施工事例
- 工場緑化
- 河川・道路緑化
- 園庭・校庭緑化
- 畦畔緑化
- 屋上緑化
- 駐車場緑化
- 公園緑化
植栽方法
- 土壌条件
①雑草が発生している場合は、農薬散布により雑草を根絶して下さい(除草剤など)
②土壌層があればそのまま植えつけることができますが、心土の場合などには客土を行って下さい。
*一般には畑土が適しています。極端な砂質土壌は避けて下さい。
- 苗の設計
①植栽本数:ポット苗(直径9cm) 4株/㎡ (※被覆スピード<目安>:約3ヶ月)
②植栽の適期:3~10月
③植栽の不適期:11~2月 不織布を併用(保温のため)
*上記期間は、地域(気候条件)により変動します
- 植栽方法
①植栽場所の整地
・雑草が発生している場合は除草もしくは除草剤を散布して雑草を撤去して下さい
・除草剤を使用する場合は枯死(1~2週間程度)を確認してから植栽着手して下さい
②植付け *植栽前にクラピア苗の根を充分水に浸して下さい
・位置決め→植穴開け→施肥*→苗の植付け→土寄せ・締め固め→散水
(*根に直接肥料が触れないよう、客土を施す)
◎推奨肥料:化成肥料と緩効性肥料を事前に等量混合したものを植穴当り20~30g
・不織布(11~2月施工):植栽した場所全面を覆うように張り、両端と中央部に適宜ピンを打つ
→クラピアが成長を始めたら不織布を撤去する(4月以降)
③散水:植栽後2週間程度は毎日散布して下さい(雨天時は除く)
- 維持管理
①植付け初年度は、雑草が発生した場合は雑草取りをお願いします
(特に、完全被覆するまでは、念入りにお願いします)
②2年目以降は、年1回程度の施肥をお勧めします
【重要事項】
1)植付直後~2週間は毎日散水
2)初年度は雑草取りが必要
3)不織布・シート併用が必要なケース
・11~2月施工→不織布(保温対策)
・初年度、雑草取りが不可能な場所等→通根性防草シート(雑草対策)
施工後イメージ(夏季)
- 施工前
- 施工時
- 施工後1ヶ月
- 施工後2ヶ月
夏季の場合、2カ月程度で全面被覆します。
※気温や土壌環境により差があります。
使用上の注意
- クラピアは種苗法による登録品種です。無断で栽培、植樹、譲渡、販売、輸出入はできません。また違法行為は処罰の対象となることがあります。
- ご使用前に「取扱説明書」をよくお読の上、適切に栽培してください。
- 製品仕様は、改良のため予告なしに変更することがあります。
- クラピアの枯れ保証は行っておりません。