事例紹介 緑地関連クラピア学習塾~クラピアは「いい子」~
2017年2月11日
寒さが一段と増してきました。
某メーカーの某インナー商品が、肌身から離せません。
やがてそんな冬にも終わりがやってきて、春を迎えます!!
春といえば、、、そうです!桜の季節、
いや、皆様ご存知「クラピア」の季節です!!!
今回はそんなクラピアについてご紹介します。
←こちらがそのクラピア(S1品種)です。
そもそもクラピアは、雑草研究における日本の第一人者である、宇都宮大学の故倉持仁志先生が、沖縄在来のイワダレソウをベースに10年の歳月をかけて生み出した改良品種なのです。
★品種
どんなのがあるのかは分かったけど、クラピアの何がいいの?どこがいいの?となりますよね。
続いては特長ついてお話します。
★特長
・雑草を抑える!
・維持管理コスト(手間)が少なく済む!
・踏んでも大丈夫!
・意図しないところに増えない!
そんなところでしょうか。では、順番に説明します。
・雑草を抑える!
クラピアは、生育スピード(被覆)が速いという特長があります。
芝と比較すると、約10倍の速さで成長するなんてデータもあるのです。
全面に植栽しなくとも、スポットで植栽するだけで地面を覆ってくれる優れものです(平米4株推奨)。
全面に被覆することで、他から飛んできた種子を抑制してくれるのです!!
・維持管理コスト(手間)が少なく済む!
芝のお手入れって大変ですよね。年に数回刈込みをして、肥料も撒いて、雑草をむしって、
暑いときには水を1日2回以上撒いて、根切りもできたらして、刈りカスもできればとって、、、
そこが芝の醍醐味ではあるのですが・・・。
しかし、うちの子(クラピア)は違います!!
年1~2回の刈込み、肥料も年1回以上、水やりを適度に、雑草をむしって。以上!!
大変いい子です。ただし、最低でもこれだけはしてあげてくださいね!
・踏んでも大丈夫!
むしろ踏んでください!ドM体質なんです!!
適度に踏んであげる(踏圧をかける)ことによって、背丈がぐんと低くなりより緻密になります。
そうすることで、緑の絨毯に大きく近づくことでしょう!キーワードは「適度に」です。
・意図しないところに増えない!
うちの子(クラピア)は、なんと種子をつけません。
つまり、家出(他の敷地に侵出)しないのです!!なんていい子!!
クラピアは匍匐茎(ほふくけい:地面に這うように伸長する茎)で被覆をしていきますので、
他の区に進出してしまうときには、レンガなどのブロックを敷くか、カットしてあげてください。
※カットした植物は絶対に植栽地以外に放棄、移植しないでください。
以上クラピアの特長について、つらつらと書いてきました。
まだまだ書き足りないところもありますが、今回のところはこのあたりで締めさせていただきます。
何を言わんとするかと申しますと、つまりは「いい子」ってことなんです。
あくまで植物ですので、環境によっては思うようにならないこともあるかとは思いますが、ご理解いただければと思います。
次回も、特長などについてお伝えする予定です。写真も多く掲載できればと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。続きもまた是非ご覧ください。